Extreme Ways

パルクールとクライミングについて書きます                                            ホームゲレンデは日向神と鳥栖市四阿屋

タグ:佐賀

佐賀市近郊でボルダー施設を探していたら隣の多久市にあいぱれっとという施設にインドアのボードがあることを知りいってみました。

4mほどの垂壁と前傾壁がふたつあります

前傾壁は100度でしょうか


小さい施設ですが、なんと無料で使用できます。ホールドはガバが結構多く、初級者にはうってつけの壁でしょう。普段竜岩の悪いホールドでばかり練習しているので、思い切りダイナミックなムーブを練習できました。
無料ということで土日などはたくさんの人で賑わうでしょうが、佐賀や長崎に住まれている方は1度訪れてみるといいでしょう。

福岡、久留米、九州、パルクールとクライミング 
Parkour & Climing in Fukuoka Kurume Kyusyu Japan

Extreme Ways 山口陽平
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2月24日および3月11日に国際山岳ガイドの藤原拓夫氏と四阿屋のルート整備を行いましたので、この場で報告します。

今回は主にルート中の支点の打ち替えと不要なボルト(RCCとリングボルト、ハーケン)の撤去を行いました。
使用したボルトはペツルのCoeur Goujonというボルトです。
3/17 上記間違ったものを記載していました。マムートのボルトハンガー(30KN)のものでした。失礼しました。 
 

1)向かって壁の左側から。
ジェードルラダー及び右上バンドの中間支点をそれぞれ1箇所ずつ追加。
ジェードルラダーの終了点を設置。
ジェードルラダーのリングボルトは撤去。

2)リトルドラゴンの中間支点、中部を3箇所打ち替え。上部は締め直し。中部のRCCは全て撤去。 

3)カンテ及び中央フリーウェイの2ピン目のボルトを打ち替え。もともと設置されていたボルトは少々斜めに打たれていた上、強度が18KN(現在は30KNが標準)のものだったので打ち替えました。

4)初孫のハングを越えた直後のピンのボルトとその次点のピンのボルトを打ち替え。クラックにあったハーケンは2箇所とも撤去。

5)てんとう虫バリエーションの2ピン目のボルトとてんとう虫のサンバ右、左の1ピン目及び前記2ルート合流地点のボルトを打ち替え。てんとう虫バリエーションの2ピン目はネジ部分が錆びて浮いてました。てんとう虫のサンバ右左1ピン目と合流地点のピンのボルトはボルト周辺の岩自体が剥離する可能性があったのであえてRCCを残しています。


以上です。
全体的に撤去可能なRCC、リングボルト、ハーケンは撤去したこともあり、見た目もとてもすっきりしました。ただ、これで安心して登れる岩場になったかと言えばそうではなく、終了点にはまだRCCや錆びたボルトで設置されている箇所も多くあること(用具が揃い次第打ち替える予定)と、藤原氏が言うには支点の打たれている箇所の岩が浮いている(中に亀裂がある)ことがあるとのこと。試しにハンマーで叩いてみるとポコポコ音のする箇所が結構多いです。この岩場は石切場だったこともあり、ハッパでの爆破や電動ピック?のようなもので岩に穴を開けてたことが災いしているのかもしれません。去年の5月ごろ崩落もあったことですし、リード中の墜落には十分注意して登攀してください。



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【注意】四阿屋の岩場 スズメバチ出没中 

今週末から雨が降るということで時間をつくり四阿屋でトレーニングクライミング。カンテから右上バンドまでのルートを全てテンションをかけずに登ることを目標にトレーニング。結局リトルドラゴンの核心で手がもたずテンション(T_T)
で、お昼前そろそろクールダウンしようといてたところ、たまに会うソロクライマーのおじさんがご来岩。てんとう虫のサンババリエーションを登るということで見学しました。


アップではカンテも登られてました。


途中リトルドラゴン、てんとう虫のサンバ(どちらもバリエーション)をリードで登りたいということで私がビレイ。その後てんとう虫バリエーションをトップロープで初トライさせていただきましたが歯が立たず( ̄Д ̄)おじさんの凄さを実感しました。

おじさんは登攀技術以外でも洗練されていてすごいの一言。また勉強させてもらいたいです。
それにしても意外とソロで練習されている方は多いのかもしれませんね。ひとつの岩場に2.3人はいるかも?


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【注意】四阿屋の岩場 スズメバチ出没中 

1週間ほど前からかなり涼しくなり、いよいよクライミングシーズンの幕開けを感じている今日このごろ、四阿屋へでかける日数も少しずつ増えてます。


今日は1人でのクライミングなのでトップFIXで。登るルートなどによって支点の位置や数を色々試します。テンションをかけてもロープに負担がかからない、ふられない。ローププロテクターをセットしやすいかもポイント。


とりあえず準備運動としてカンテから登る。上半身メインで身体を持ち上げるムーブもあるのでいい準備運動になります。

その後はインディアンフェイス、エイトマン、トゥーフィンガーなど登りました。トゥーフィンガーは核心部ハンドホールドが細かく指が痛い・・・。

まだスズメバチが飛んでますが、こちらから何もしない限りは襲ってこないでしょう。来月の今頃には彼も旅立っていることかと。


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今回から私のホームゲレンデでありピンや終了点がしっかりしてる四阿屋のルートについて人気のルートを写真つきで紹介したいと思います。

まず今回は左壁のふたつ、エイトマンとリトルドラゴンを。
※オンサイトにトライしたい方もいると思うのでホールドの詳細は載せません。
※写真2は赤線と赤線の間を登っていく想定です。

1.エイトマン(18m 5.8 )全体

2.中間部下部から

ピンの数5本。左壁で恐らく1番人気であるであろうエイトマン。グレードは公式には5.8らしいのですが、5.10台くらいに感じる人が多いみたいです。写真2枚目左上のコブ岩の右を抜けるところが核心部で、ホールド、特にフットホールドが細かくムーブを組み立てる楽しみがあるルートです。ですが背丈が160cm以下の方には増して厳しいルートかも。

1.リトルドラゴン(22m 5.10c)全体

2.中間部下部から

ピンの数9本。四阿屋最長のルート、フリクションの効く靴が登りやすいです。
取付き〜中間部、ちゃんとエッジングしないと登れない箇所があります。中間部〜核心部(写真2)、テラスで一休みしたら苔が浮いてる垂壁を直登。カバは少なく変な方向を向いてるホールドも多いのでスムーズに登らないと核心にいくまでに腕が疲れるかも。核心部、フットホールドが非常に細かく足を我慢できるかが勝負。人口ホールドでは体験できないであろう細かさ。
この四阿屋はグレードが少し辛めなのは言われていることですが、このルートも中間部テラスで休めることを考慮しても日向神などでは5.11はあるであろうルートです。 

次回からは中央壁を2、3回に分けて書く予定です。

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