外岩、インドア、トレーニングに限らず、「こうすれば上達するんじゃないか」と感じたことを備忘録的に書いていくにしました。もし何かの"気づき"になれば幸いです。
外岩で他人が登っているのを見ていると、たまに自分だけのムーブにこだわりすぎている人や登攀中レストすれば登れるのをレストせずに登る人がいる。
自分だけの、というと語弊があるが、要するに先入観や1、2度触って「これしかない」と思い込んだムーブにこだわりすぎる、固執することを言っているつもりである。レストしないのもそのこだわりの類かもしれない。
もちろん、どう登ろうと自由だし、その固執、こだわりそのものをどうのこうのいうつもりは毛頭ない。ただ見ていて「もったいない」と思うことがある。だってホールドの手順を変えたり、使ってないホールドを使ったり、レストしさえすれば登れるだろうに・・・。
「完登することよりも、そのこだわりを貫きたい」と言われればそれまでであるが、ほとんどの人はフリークライミングでの目標は完登することであろう。それを前提に記事として投稿することにした。
ほとんどのクライマーは一つでも多くのルートを、一つでも難しいルートを登りたいと考え日々試行錯誤されていると思うが、それは筆者も同じである。表題は「そんなの当たり前じゃないか」と思われるだろうが、当たり前だからこそ念には念を、大切という二文字で心に留めおきたいことでもある。
そろそろ本題に移るが、
外岩、初見で完登したいルートがある場合以下のことに注意して取り付くことにしている。
【a、今の自分のレベルで十分完登可能なグレード】
1、事前に他のルートを2、3本完登しリズムを作っておく
2、ルート中レストするポイントを複数見つけておく、積極的にレストする
3、核心部などでパンプや指が開いてきたら思い切って突っ込む
3はグレードにもよるが、リズムが出てると意外といけてしまう。自分のレベルと合っているまたは優しいルートなら流れを切らないことはかなり大事だと思う。
【b、今の自分のレベルでは完登できるか微妙なグレード】
1、一登目はヌンチャクがけくらいの軽い気持ちで取り付く
2、先に登る人がいたらホールドやムーブをよく見ておく、ムーブを盗む
3、事前に他のルートを2、3本完登しリズムを作っておく
4、ルート中レストするポイントを複数見つけておく、積極的にレストする
一番完登したいルートが集中するとしたらこのbではないだろうか。大事なことは事前にルートを研究することも他人のムーブを盗むこともレストすることも完登のための戦略の一環であるということ。
オンサイトにこだわるなら2は無い。リーチなどルートとの相性は結構重要、あとはホールドファインディング、そしてムーブを見つけることができるかだろう。そのためには他人のムーブも積極的に取り込みレストできるときにしっかりレストすること。複数回トライするときは尚更それが大事。個人的な経験としては登攀中どうしてもフィジカル的に余裕がなくなるルートでは登れないことが多い。そういう場合は地力が足りないと思うことにしている。
【c、今の自分のレベルでは絶対完登できないグレード】
1、初見にこだわるなら、地力が上がるまで待つ
2、初見にこだわらないなら、他日にトップFIXで練習する
当日とりあえず取り付きたい気持ちを我慢する。ヌンチャク回収やらで余計な時間がかかることを考えれば他のルートを登った方がメリットが大きい。
以上、未来の自分に向けて書いたつもりであるが、読んでいただいた方のためになれば幸いである。
いくつか上達については思うことがあるので機会を見つけて書いていきたい。
外岩で他人が登っているのを見ていると、たまに自分だけのムーブにこだわりすぎている人や登攀中レストすれば登れるのをレストせずに登る人がいる。
自分だけの、というと語弊があるが、要するに先入観や1、2度触って「これしかない」と思い込んだムーブにこだわりすぎる、固執することを言っているつもりである。レストしないのもそのこだわりの類かもしれない。
もちろん、どう登ろうと自由だし、その固執、こだわりそのものをどうのこうのいうつもりは毛頭ない。ただ見ていて「もったいない」と思うことがある。だってホールドの手順を変えたり、使ってないホールドを使ったり、レストしさえすれば登れるだろうに・・・。
「完登することよりも、そのこだわりを貫きたい」と言われればそれまでであるが、ほとんどの人はフリークライミングでの目標は完登することであろう。それを前提に記事として投稿することにした。
ほとんどのクライマーは一つでも多くのルートを、一つでも難しいルートを登りたいと考え日々試行錯誤されていると思うが、それは筆者も同じである。表題は「そんなの当たり前じゃないか」と思われるだろうが、当たり前だからこそ念には念を、大切という二文字で心に留めおきたいことでもある。
そろそろ本題に移るが、
外岩、初見で完登したいルートがある場合以下のことに注意して取り付くことにしている。
【a、今の自分のレベルで十分完登可能なグレード】
1、事前に他のルートを2、3本完登しリズムを作っておく
2、ルート中レストするポイントを複数見つけておく、積極的にレストする
3、核心部などでパンプや指が開いてきたら思い切って突っ込む
3はグレードにもよるが、リズムが出てると意外といけてしまう。自分のレベルと合っているまたは優しいルートなら流れを切らないことはかなり大事だと思う。
【b、今の自分のレベルでは完登できるか微妙なグレード】
1、一登目はヌンチャクがけくらいの軽い気持ちで取り付く
2、先に登る人がいたらホールドやムーブをよく見ておく、ムーブを盗む
3、事前に他のルートを2、3本完登しリズムを作っておく
4、ルート中レストするポイントを複数見つけておく、積極的にレストする
一番完登したいルートが集中するとしたらこのbではないだろうか。大事なことは事前にルートを研究することも他人のムーブを盗むこともレストすることも完登のための戦略の一環であるということ。
オンサイトにこだわるなら2は無い。リーチなどルートとの相性は結構重要、あとはホールドファインディング、そしてムーブを見つけることができるかだろう。そのためには他人のムーブも積極的に取り込みレストできるときにしっかりレストすること。複数回トライするときは尚更それが大事。個人的な経験としては登攀中どうしてもフィジカル的に余裕がなくなるルートでは登れないことが多い。そういう場合は地力が足りないと思うことにしている。
【c、今の自分のレベルでは絶対完登できないグレード】
1、初見にこだわるなら、地力が上がるまで待つ
2、初見にこだわらないなら、他日にトップFIXで練習する
当日とりあえず取り付きたい気持ちを我慢する。ヌンチャク回収やらで余計な時間がかかることを考えれば他のルートを登った方がメリットが大きい。
以上、未来の自分に向けて書いたつもりであるが、読んでいただいた方のためになれば幸いである。
いくつか上達については思うことがあるので機会を見つけて書いていきたい。
福岡、久留米、九州、パルクールとクライミング
Parkour & Climing in Fukuoka Kurume Kyusyu Japan
Extreme Ways 山口陽平
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