2015年06月
パルクールについて
今年に入ってから主に福岡や久留米でパルクールをしていますが、東京ほど"施設の利用"についてやかましくないのでとても練習しやすいです。もちろん公共の施設ですが、警備員から声もかけられません。
体幹作りなどの基礎練は週に2〜3回、3〜4mからのジャンプとLandingが加わるような練習は週に1〜2回行ってますが、色々とこれからのことを考えると仲間がほしいものです。特に久留米での練習仲間がほしいですね。久留米 パルクール などでネット検索しても全く引っかからないので、久留米のTracerは私だけかもしれません。
久留米地方の方も福岡にお住まいの方もぜひ久留米で一緒にパルクールをしましょう!
※写真は久留米の中央公園補助競技場にて
今日の四阿屋-2 6/28/2015
【注意】四阿屋の岩場 スズメバチ出没中
昼過ぎから時間が空いたので、まだ乾いてないことを承知で四阿屋へ。案の定リトルドラゴンから右はほぼ全滅状態。それでも、珍しく湿度が低い日で、陽光が当たる左側のフェイスは普通に乾いてました。
15-18時に練習しましたが、今日もスズメバチは見かけず。でも油断はできません。7月くらいから女王は巣に篭り代わりに働き蜂が出てきます。怖いのはこと働き蜂でして、今まではデカいが温和な女王が単独で飛んでましたが、これからは巣を守る為だけに生まれてきた働き蜂が複数で岩場近辺を偵察することが考えられます。
岩上のテラス辺りに巣がないこと祈ります。
少しわかりずらいですが、濡れてます。
天気は最高!!
ソロでの外岩練習方法2(懸垂下降〜登攀)
シリーズ最新記事はこちら。
ソロでの外岩練習方法9(究極の方法?)
早速ですが、前回の続きを。
ロープを身体にまいたら(もしくは下降する方へ垂らしたら) 懸垂下降の準備を行います。 方法は色々あると思いますが一応紹介します。
4、懸垂下降
事前に60cmのスリングをビレイループに通し反対側末端を環ビナに。写真のように環ビナの大きい輪にかけておきます。準備時は大きい輪に環ビナをかけたままロープをとおし手を放した状態でもエイト環が落ちないことを確認したら 環ビナを小さい輪に掛け直します。こうすることによりエイト環を落としてしまうミスの可能性を最小限にできます。
懸垂下降の準備は以上です。
バックアップはマッシャーがベストなのは割愛します。エイト環とタイインの間にスリングをかますのは一般的ではないかもしれませんが、下降中に眼線より少し上の高さにエイト環がくるのでさまざまな操作時にかさばらず、かつマッシャーとの相性がいいみたいで下降スピードのコントロールがしやすいです。また、前読んだ外国の記事によると宙吊りにもなりずらいみたいです。
5、ロープの保護
セルフビレイを解除する前にもうひとつやっておきたい作業があります。
トップFIXだとどうしてもテラス部分の地面や頭の岩角にロープが触れてしまい痛みの原因になりやすいのでロープ保護のためのプロテクターを装着します。当然ですが、エイト環より支点側に装着します。このときセルフビレイはエイト環より手前にインクノットで。 シチュエーションによってその辺りを臨機応変に。
ロープカバーは専用のものが売ってるかと思いますが、私は上記写真のような薄い銀マットを使っています。ちなみに180×120のサイズを使ってます。シチュエーションにより縦にも横にも使えます。
6、懸垂下降
ロープの保護まで終えたらセルフビレイを解除し下降に移ります。
ほとんどの場合テンションをかけて少しずつテラスを下っていくかと思うのですが、ロープのプロテクションを引っ張ってくるのを忘れないように。テラスが終わり下降に移ったらプロテクションを適切な位置にセットします。
このときも終了点などにセルフビレイをして作業ができたらベストですが、場所によってはそうもいかないことも結構あるので臨機応変に対応していただけたらと。
テラス部分のロープの状態と実際登っているときにテンションがかかったらどの位置にロープがくるかなど確認しプロテクションをセットしたらたすきがけに巻いたロープを手繰り出しながらゆっくり降ります。
念のため降りる最中もロープと岩の接触などに目を配っておくといいでしょう。
地面に降りたらキンクをなおし、以下のようにロープをまとめ懸垂下降終了です。
ロープの末端、まとめた部分を縦にするのはロープを引き上げるときに岩角などに引っかかりずらくするためです。
7、登攀
アッセンダーの装着ですが、私はルートによって間にかますスリングの長さを調節しています。絶対に落ちない自信があるルートでは15〜20cmくらいに。もしかしたらテンションをかけそうなルートでは10cm前後に。初めてのルートではスリングなし、といった形です。
スリングが長ければ長いほどロープの流れはよくなりますが、テンション時の落下距離が長くなります。逆にスリングなしだとロープがアッセンダーをとおして身体に引っ張られやすくなり、ロープがよく動くのでホールドの邪魔になったりします。その代わりテンション時の落下距離はほとんどありません。
スリングを長くセットしていても核心部などにきたらアッセンダーを手ですりあげればいいので、ホールドの邪魔になる可能性を考慮したら私はスリングをセットすることをお勧めします。
最後にバックアップについてなのですが、 私はバックアップはセットしません。というのも、プルージックなどで試してみたものの登る行為に加えてメインのアッセンダーの状態に気を配りさらにバックアップの方にも・・・となると煩わしくて登攀に集中できないのでかえって危険な気がしました。
日々ロープのコンディションに気を配り、登攀時もロープの保護と流れを確認していればテンションをかけてもアッセンダーのブツブツがロープを切断することなどそうやすやすとないでしょう。
何回もテンションをかけそうなルートでは途中のピンにセルフビレイをプラスしてムーブを練習するなどすれば、その方が安全かと。
どうしてもバックアップをセットしたい場合はメインのアッセンダーと同じものがいいでしょう。操作が同じなので煩わしさは半減されるかもしれません。
↑バックアップについての記事を公開しました。
「ソロでの外岩練習方法」次回では気をつけるべきことなど要点をまとめたいと思います。
次回記事:ソロでの外岩練習方法3(要点とその他方法)
※撮影 四阿屋の岩場
※この方法を試される方は自己責任でお願いします。
仮に事故など起こっても当方では一切責任を負いません。
ソロでの外岩練習方法9(究極の方法?)
早速ですが、前回の続きを。
ロープを身体にまいたら(もしくは下降する方へ垂らしたら) 懸垂下降の準備を行います。 方法は色々あると思いますが一応紹介します。
4、懸垂下降
事前に60cmのスリングをビレイループに通し反対側末端を環ビナに。写真のように環ビナの大きい輪にかけておきます。準備時は大きい輪に環ビナをかけたままロープをとおし手を放した状態でもエイト環が落ちないことを確認したら 環ビナを小さい輪に掛け直します。こうすることによりエイト環を落としてしまうミスの可能性を最小限にできます。
マッシャーは最低4回巻ける長さで。
バックアップはマッシャーがベストなのは割愛します。エイト環とタイインの間にスリングをかますのは一般的ではないかもしれませんが、下降中に眼線より少し上の高さにエイト環がくるのでさまざまな操作時にかさばらず、かつマッシャーとの相性がいいみたいで下降スピードのコントロールがしやすいです。また、前読んだ外国の記事によると宙吊りにもなりずらいみたいです。
5、ロープの保護
セルフビレイを解除する前にもうひとつやっておきたい作業があります。
トップFIXだとどうしてもテラス部分の地面や頭の岩角にロープが触れてしまい痛みの原因になりやすいのでロープ保護のためのプロテクターを装着します。当然ですが、エイト環より支点側に装着します。このときセルフビレイはエイト環より手前にインクノットで。 シチュエーションによってその辺りを臨機応変に。
ねずみなどの小動物が ロープを噛み切ることもあるみたいなので地面につけないように。
6、懸垂下降
ロープの保護まで終えたらセルフビレイを解除し下降に移ります。
ほとんどの場合テンションをかけて少しずつテラスを下っていくかと思うのですが、ロープのプロテクションを引っ張ってくるのを忘れないように。テラスが終わり下降に移ったらプロテクションを適切な位置にセットします。
テラス部分のロープの状態と実際登っているときにテンションがかかったらどの位置にロープがくるかなど確認しプロテクションをセットしたらたすきがけに巻いたロープを手繰り出しながらゆっくり降ります。
念のため降りる最中もロープと岩の接触などに目を配っておくといいでしょう。
地面に降りたらキンクをなおし、以下のようにロープをまとめ懸垂下降終了です。
ロープの末端、まとめた部分を縦にするのはロープを引き上げるときに岩角などに引っかかりずらくするためです。
準備完了!登攀に移ります。
アッセンダーの装着ですが、私はルートによって間にかますスリングの長さを調節しています。絶対に落ちない自信があるルートでは15〜20cmくらいに。もしかしたらテンションをかけそうなルートでは10cm前後に。初めてのルートではスリングなし、といった形です。
スリングが長ければ長いほどロープの流れはよくなりますが、テンション時の落下距離が長くなります。逆にスリングなしだとロープがアッセンダーをとおして身体に引っ張られやすくなり、ロープがよく動くのでホールドの邪魔になったりします。その代わりテンション時の落下距離はほとんどありません。
スリングを長くセットしていても核心部などにきたらアッセンダーを手ですりあげればいいので、ホールドの邪魔になる可能性を考慮したら私はスリングをセットすることをお勧めします。
※60cmスリングを2回真ん中で折り、チェストハーネスに。環ビナを通してアッセンダーへ。
日々ロープのコンディションに気を配り、登攀時もロープの保護と流れを確認していればテンションをかけてもアッセンダーのブツブツがロープを切断することなどそうやすやすとないでしょう。
何回もテンションをかけそうなルートでは途中のピンにセルフビレイをプラスしてムーブを練習するなどすれば、その方が安全かと。
どうしてもバックアップをセットしたい場合はメインのアッセンダーと同じものがいいでしょう。操作が同じなので煩わしさは半減されるかもしれません。
↑バックアップについての記事を公開しました。
「ソロでの外岩練習方法」次回では気をつけるべきことなど要点をまとめたいと思います。
次回記事:ソロでの外岩練習方法3(要点とその他方法)
※撮影 四阿屋の岩場
※この方法を試される方は自己責任でお願いします。
仮に事故など起こっても当方では一切責任を負いません。
福岡、久留米、九州、パルクールとクライミング
Extreme Ways 山口陽平
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久留米市中央公園競技場 - Parkour Spots in Fukuoka No.1-
初めてパルクールについて書きます。
これまで東京と福岡市、久留米市でパルクールの練習など
行いましたが、今回は一押しの久留米市の中央公園競技場について。
この競技場、メインと補助と二カ所に別れているのですが、
パルクールで使用するのは主に補助競技場の方です。
補助競技場は占有されていない限り誰でも無料で使用でき、
かつ使用可能時間帯も6〜21時と幅広いので練習に重宝してます。
中央公園
全体的な風景
周りを柵で囲まれています。120cmくらいありますがVaultの練習に最適。
Climb upとVault、Landingなど合わせて練習可能です。
この壁は180cmくらい。一番高い壁です。後ろのトイレの屋根で指懸垂もできます。
地面が柔らかくLandingの練習に最適。
少し助走して左の柵で飛んで右の柵を越え着地、Rollしてそのまま走ったらかっこいいすね。
メインの競技場にも練習できる壁があります。
以上です。
もしも久留米、筑後地方でパルクールをしてる方いたら行ってみてください!
また、連絡いただければ案内することも可能です。
これまで東京と福岡市、久留米市でパルクールの練習など
行いましたが、今回は一押しの久留米市の中央公園競技場について。
この競技場、メインと補助と二カ所に別れているのですが、
パルクールで使用するのは主に補助競技場の方です。
補助競技場は占有されていない限り誰でも無料で使用でき、
かつ使用可能時間帯も6〜21時と幅広いので練習に重宝してます。
中央公園
全体的な風景
周りを柵で囲まれています。120cmくらいありますがVaultの練習に最適。
Climb upとVault、Landingなど合わせて練習可能です。
この壁は180cmくらい。一番高い壁です。後ろのトイレの屋根で指懸垂もできます。
地面が柔らかくLandingの練習に最適。
少し助走して左の柵で飛んで右の柵を越え着地、Rollしてそのまま走ったらかっこいいすね。
メインの競技場にも練習できる壁があります。
以上です。
もしも久留米、筑後地方でパルクールをしてる方いたら行ってみてください!
また、連絡いただければ案内することも可能です。
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